気象庁1か月予報 1月中旬は高温傾向 下旬は寒さ戻り寒暖差大きい
ウェザーニュース / 2023年1月5日 15時30分
今日5日(木)、気象庁は1月7日から2月6日までの1か月予報を発表しました。
1月中旬は寒気が北へ後退し、全国的に高温傾向が予想されます。ただ、下旬になると北日本を中心に再び寒気が南下して、冬らしい寒さに戻る見込みです。寒暖差が非常に大きくなりますので、体調管理などに注意が必要です。
1月中は大きな寒暖差に
この先1か月の気温
来週あたりから上空を吹く強い西寄りの風、偏西風の流れが変化して、日本付近には寒気が南下しにくくなります。西日本を中心に暖かな空気が流れ込み、気温が上昇する見込みです。
気象庁は三連休明けの来週中頃からは、気温が平年よりもかなり高くなる可能性があるとして、全国を対象に、高温に関する早期天候情報を発表しました。
年明けから雪が多く積もった地域では、気温の上昇による落雪や雪崩などの危険性が増しますので注意が必要です。
ただ、その後は再び寒気が南下しやすいパターンに変化し、北日本を中心に真冬の寒さが戻ります。東日本、西日本も1月下旬は平年並みに戻る見込みです。
1か月の平均では沖縄から東北まで平年より高く、北海道は平年並みですが、寒暖差が大きくなりますので体調管理にお気をつけください。
日本海側の雪は少ない予想
この先1か月の降水量
日本の東海上の低気圧が平年より弱い上、大陸の高気圧も平年より弱く、日本付近は冬型の気圧配置になりにくいとみられます。日本海側でも平年に比べると雨や雪の日が少ない見込みです。
1か月の降水量は北陸で平年並みか平年より少なく、そのほかの各地は平年並みの予想となっています。1月中旬を中心に寒気の南下が弱まる時期があるため、日本海側の雪は少なくなる見通しです。
太平洋側は平年と同様に晴れて空気が乾燥します。今冬はインフルエンザも流行が始まっていますので、喉のケアはしっかりと行ってください。
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