関東では日の出とともにハロ 太陽の両側には幻日も出現
ウェザーニュース / 2023年1月6日 7時52分
今日1月6日(金)の関東は穏やかに晴れているところが多くなっているものの、上空には薄い雲が見られています。
太陽が昇ってくる際に、大きな光のリング「ハロ」と、太陽の両サイドに明るい部分「幻日」が出現しました。
氷の粒でできた雲が太陽の光を屈折させる
ハロは、上空の高いところに太陽が透けて見えるくらいの薄い雲が広がっている時、太陽の周りにボンヤリと見えるリング状の明るい部分のことを指します。暈(かさ)や日暈(ひがさ)とも呼ばれる虹色現象です。通常の虹とは違い、上空の薄雲を構成する氷の粒によって太陽光が曲げられ、光の強い部分が環状に見られます。
幻日は太陽の横で虹色に輝く現象です。空気中の小さな氷の粒によって屈折されてできるもので、条件によって白っぽく見えたり、虹色に見えたりします。太陽高度が低い時に現れやすく、朝日や夕日の両脇によく見られます。
この後、午前中は日差しの届くところが多いものの、午後は徐々に雲が厚くなっていく予想です。夜になると沿岸部や西部山沿いでにわか雨や弱い雪の可能性があります。広範囲で雨や雪が降ることはないものの、だんだんと天気が下り坂に向かう見込みです。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
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