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だるま朝日 水平線から昇る朝日がくびれて見える 蜃気楼の一種

ウェザーニュース / 2023年1月11日 8時10分

ウェザーニュース

今日11日(水)朝は大陸から進んできた高気圧に覆われて、穏やかに晴れているところが多くなりました。

房総半島にある千葉県山武市では、海から昇る太陽が水平線間際でくびれて見える「だるま朝日」が撮影されました。

気温差で生じる蜃気楼の一種

だるま朝日は、太陽の光が屈折することで起こる蜃気楼の一種です。通常、光はまっすぐ進みますが、密度の異なった空気を通ると光は曲がって進みます。空気の密度は主に気温によって決まるため、上空の冷たい空気と比較的暖かい海面付近の空気の間に大きな気温差が生まれるとそこで光が屈折します。これにより丸い太陽が歪んで、だるまのような形に見えるのです。

山武市周辺の海域では海水温が15℃前後あり、放射冷却が効いた影響で冷え込んだ地上付近との気温差が大きくなりました。

日差しが届いても空気が冷たい

今日は関東から九州にかけては晴れるところが多くなります。朝は冷え込みが強まったものの、昼間は昨日と同じくらいまで気温が上がります。昨日の強い風が収まるので、日差しの温もりも感じられそうです。

ただ、夕方以降は冷え込んでくるので、帰宅時に備えて暖かい服装でお出かけください。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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