今日も全国的に暖かさ続く 北日本や北陸は4月並みの予想も

ウェザーニュース

今日13日(金)も日本列島には南から暖かな空気が流れ込み、全国的に気温が上昇します。

昨日よりも暖かい空気が北に広がるため、関東など東日本や北日本でも気温が上がり、4月並みの陽気となるところもある見込みです。

関東や北陸は昼間は15℃前後に

昨日は西日本を中心に暖かくなりましたが、今日は気温の高くなるエリアがさらに拡大して、東日本や北日本でも春の陽気になります。日差しの届く時間が長い、関東や北陸、東北太平洋側では15℃前後まで気温が上がる予想です。

予想最高気温は、東京都心や横浜では13℃と3月上旬並み、仙台は14℃で平年より9℃も高く4月上旬並み、金沢では17℃まで上がり4月中旬並みの暖かさとなる見込みです。

雨の降り出す西日本でも気温は高くなり、大阪は16℃、福岡は17℃と3月下旬並みの気温になる予想です。九州などでは20℃を超えるところがあるかもしれません。日差しが乏しくても湿度が高く少しじめじめと感じられそうです。

4月並みの気温も　積雪地域は融雪注意

北日本でも気温が上がるため、雪の多く残っているところでは、融雪による影響に注意が必要です。

7時現在の積雪が41cmの札幌では9℃、青森では12℃まで上がる予想で、4月並みの気温になると予想されています。さらに雪が多く残る北日本や北陸の山間部でも5℃以上となるところが多く、融雪による路面状況の悪化や屋根からの落雪、河川の増水などに注意が必要です。

さらに明日にかけては雨や湿った雪が降る予想で、いっそう雪解けが進む可能性があります。山沿いでは雪崩や土砂災害発生の危険性が高くなり、雪解け水が多く集まる河川ではかなり水位が上昇するおそれがあります。危険な場所へは近づかないようにしてください。