東京都心は昨日まで21日連続降水なし 過去2位タイも今夜ストップか

ウェザーニュース

東京都心は昨年末から降水がなく、無降水の継続日数が12日(木)の時点で21日と過去2番目の長さに並んでいます。今日13日(金)も晴れていますが、天気はゆっくり下り坂です。今夜は弱い雨が降って記録がストップする可能性があります。

東京の無降水継続日数は過去2番目の長さ

昨年末から今年1月の前半は冬型の気圧配置となりやすく、関東は冬晴れの日が多くなりました。

上空の寒気やシアーライン(風の流れが変化する境界線)の影響で、一時的に雨や雪の降った所はあったものの、北の丸公園の東京アメダスでは12月23日以降、降水を観測していません。

無降水の継続日数は昨日12日(木)の時点で21日となり、1998～99年の2位の記録に並びました。今日、明日と降水を観測しなければ1位に並びますが、現時点では微妙な状況です。

今夜遅くに弱い雨雲が通過の予想

13日(金)夜の雨雲の予想

日本海を進む低気圧や前線に向かって湿った空気が流れ込み、本州の太平洋側にも雨雲が広がる予想です。今夜遅くにその一部が関東を通過する予想で、このタイミングで弱い雨のぱらつく可能性があります。

傘が必要ないくらいの雨でも観測がされれば、無降水の継続はストップすることになります。

また、明日14日(土)から15日(日)にかけても前線の影響が残り、すっきりしない天気が続く見込みです。空気の乾燥した状態は幾分、解消に向かうとみられます。