今朝の関東は冷たい雨に 夕方から夜は急な雪に注意

ウェザーニュース

今日24日(火)の朝の関東は、上空の気圧の谷の通過に伴って雲が厚みを増し、一部で雨が降っています。昼過ぎまでは雨の残る所がある見込みです。午後は一旦、天気が回復するものの、夕方から夜にかけては今冬最強の寒波の影響で、局地的な雪に注意が必要です。

午前中は雨が降りやすい

上空の気圧の谷の影響で、陸地から離れて通過した南岸低気圧の雨雲が北へと拡大し、関東の一部に雨を降らせています。1時間に1mm前後とそれほど強い雨ではないものの、気温が5℃未満の所が多く、冷たい雨です。

ちょうど東京都心あたりが雨の範囲の境界となっていて、傘をさす人とささない人が分かれる程度の雨です。

昼前にかけて雨の範囲は次第に縮小し、最後まで雨が残る千葉県から茨城県にかけても昼過ぎまでには止むとみられます。

東京で初雪の可能性も

一旦、雨が収まっても油断はできません。非常に強い寒気の南下に伴って午後は大気の状態が不安定になります。シアーライン(風の流れが変化する境界線)が通過する夕方から夜にかけては局地的に雲が発達して、雪や雨が降り出す見込みです。

気象庁が観測を行っている東京都虎ノ門周辺で雪になれば、初雪を観測する可能性があります。

また、内陸部では一時的に雪が強まって、積雪のおそれもありますので油断ができません。午後は急な雪に注意をしてください。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）