九州や中国は昼間でも氷点下 10℃超えた関東も夕方から急降下

ウェザーニュース

この冬では最強の非常に強い寒波が襲来し、日本海側から気温が下がり始めています。北日本だけでなく、九州や中国地方でも氷点下になっている所が多く、厳しい寒さです。10℃を超えた所が多い関東も夕方以降は気温が急降下します。

福岡や広島は氷点下

早くから寒気が流れ込んでいる九州北部や中国地方などは段々と気温が低下し、午後は氷点下の所が多くなってきました。14時00分の気温は福岡市が－1.2℃、広島市で－0.8℃の厳しい寒さです。北日本では－10℃以下の所もあって、北海道倶知安町は－11.4℃となっています。

一方で、まだ寒気の影響が及んでいない太平洋側の一部はそれほど寒さはなく、特に関東は日差しが届いたこともあって広い範囲で10℃以上です。東京都心は11.5℃と4日ぶりに10℃を上回りました。

関東も夜は凍えるような寒さ

東京の気温変化

ただ、関東なども夕方以降は寒気が流れ込み、急速に気温が下がる予想となっています。夕方の18時頃には5℃を割り込み、日付が変わる頃には0℃まで冷え込む予想です。

次第に風も強まるため、体感温度は気温の数字以上に下がるとみられます。夜は局地的に雪の降る可能性もあり、かなりの寒さですので、外に出る場合は最大限の防寒が必要です。

明日25日(水)の朝は－3℃の厳しい冷え込みで、昼間は晴れるにも関わらず5℃に届きません。全国的にも朝は冷え込み、昼間も寒さが続きますので、室内で過ごす間もしっかり着込んだり、カイロなどの小物を活用するなどして、寒さをしのぐようにしてください。