北日本は夕方にかけて吹雪のおそれ 視界不良に警戒を

ウェザーニュース

今日2月2日(木)は一時的に冬型の気圧配置が強まり、北日本を中心に強い雪や吹雪となっています。これから夕方にかけても断続的に吹雪や地吹雪となり、視界不良のおそれがあるため警戒が必要です。

冬型の気圧配置が強まる

昨夜から今朝にかけて北日本に強い雪を降らせた低気圧は北海道の東の海上に達し、冬型の気圧配置が強まっています。上空の寒気が南下して、北日本から北陸にかけての日本海側は雪雲がかかっている状況です。

9時30分までの最大瞬間風速は北海道えりも町・えりも岬で32.2m/s、羅臼町で28.9m/s、札幌市で24.9m/s、秋田県八峰町・八森で23.5m/sを観測しています。

雪の勢いは昨夜に比べると幾分落ち着いてきたものの、風が強いため吹雪で見通しが非常に悪くなっています。北海道寿都町に設置されている視程計による観測では、視程が1000m未満に低下している時間帯がありました。9時30分の時点で北海道網走地方、根室地方、釧路地方に暴風雪警報が発表中です。

今日の夕方までは吹雪や地吹雪によって視界不良となるおそれがありますので、特に車で移動をする場合は警戒をしてください。また、吹き溜まりによる積雪急増にも注意が必要です。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）