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10日(金)の関東は雪の継続時間が鍵 長引くと積雪が増加するおそれ

ウェザーニュース / 2023年2月7日 16時2分

ウェザーニュース

10日(金)は低気圧が発達しながら本州南岸を通過する、いわゆる南岸低気圧のパターンとなります。関東は朝の降り始めは雪の所が多く、低気圧が接近する午後は沿岸部から雨に変わる予想です。

ただ、雪から雨に変わるタイミングによって影響が変化する見通しです。雪の継続時間が長くなると、その分だけ積雪が増加することになります。

低気圧が近づくと暖気が流入

10日(金)朝の降水が始まる時点で、上空1500m付近で-3℃以下の寒気は関東の大部分を覆います。このため、降り始めは東京都心など関東のほとんどの所が雪となる見込みです。午前中はそれほど発達した雲がかからないため雪の降り方は弱く、すぐに積もるようなことはないと見ています。

午後になって西から低気圧が近づくと、活発な雲がかかるようになり、雪や雨が本降りになってくる見通しです。南からは暖気が流れ込んで、沿岸部から雨に変わる所が出てきます。10日(金)夕方の時点では-3℃以下の寒気は北関東まで北上し、東京都心などは雨になる予想です。

午前中は雪がそれほど強まらないため、現時点で東京都心周辺は土や芝生の上に積もる程度の予想です。ただ、暖気の流入が弱かったりタイミングが遅れた場合は雪の時間が長くなり、道路に積もってもおかしくありません。

甲信地方は大雪の可能性が高い

10日(金)9~21時の降雪確率(1cm以上)

複数のシミュレーション結果を統計的に補正して合成したウェザーニュースによる降雪確率予測をみると、10日(金)の日中は東京23区の沿岸をのぞく地域や多摩東部で25~50%の水色の領域になっています。

多摩西部や埼玉県西部、群馬県~栃木県にかけては50%以上と高く、甲信地方はほぼ全域が75%以上です。山梨県内は降雪が30cmを超える確率も50%以上と高く、大雪が予想されます。雪への備えは早めに済ませ、10日(金)は出来るだけ移動を避けるようにしてください。

関東南部の平野部も雪から雨に変わるタイミングや、雪の強さ、気温などの条件によって積雪が増加する可能性があります。こまめな最新情報の確認が必要です。

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