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九州南部・奄美地方で「春一番」 暖かな南風 2月上旬の観測は10年ぶり

ウェザーニュース / 2023年2月10日 11時30分

ウェザーニュース

今日2月10日(金)、鹿児島地方気象台は九州南部・奄美地方で「春一番」が吹いたと発表しました。春一番は冬から春への移行期に初めて吹く暖かい南よりの強い風です。

今シーズン春一番が観測されたのはこれが全国で初めてです。九州南部・奄美地方で2月上旬までに春一番が吹いたのは2013年以来で10年ぶりです。

九州を通過した低気圧に向かって暖かな風

低気圧が九州付近を通過し、九州南部・奄美地方では低気圧や前線に向かって南風が吹き、気温も高くなったところがありました。

10時までに観測された最大瞬間風速は、鹿児島で8.4m/s、宮崎で8.9m/sで、いずれも未明から明け方頃がピークでした。最高気温は九州本土でも15℃以上となっているころが多く、このあと20℃程度まで上がるところもありそうです。

気象台はこれらを総合的に判断し、春一番が吹いたと判断しました。

▼九州南部・奄美地方の春一番の目安
・期間は立春から春分までの間
・低気圧の影響で、8m/s以上の南よりの風が吹く
・気温が上昇する

明日は平年並みの気温に

未明から朝に南風の強まった九州南部では、気温はまだ高くなっていますが、風は弱まり北寄りに変わっています。

今日は季節外れの暖かさとなりましたが、明日は平年並みの気温に戻る見込みです。寒暖差で体調を崩さないようお気を付け下さい。

気温の上昇とともに、花粉の飛散も次第に増えてくるとみられます。花粉症の症状がある方は対策を万全に。

宮崎のソメイヨシノ標本木

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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