関東では急速に積雪が減少 山沿いでは今夜は凍結注意

ウェザーニュース

今日2月11日(土)の関東地方は晴天となり、気温も上昇しています。

朝のうち平野部の積雪の様子が気象衛星画像に映っていましたが、午後になって積雪が急速に減少し、衛星画像からは確認出来なくなりました。

今夜は山沿いで路面凍結に注意してください。

ウェザーニュース独自解析とも一致

昨日観測された日最深積雪は、埼玉県の熊谷で8cm、さいたまで5cm、群馬県の前橋で6cm、山梨県の甲府で20cm、長野県の松本で28cmなどとなりました。東京都心や横浜などの沿岸部は積雪が観測されていません。

こちらの図は、アメダスの観測値やウェザーニュースアプリのユーザー投稿をもとに独自に解析した積雪状況を表しています。昨日10日(金)の最大値の図を見ると、関東平野でも西側の地域ほど積雪が目だちます。

けさの衛星画像でも、埼玉県や群馬県などの平坦地に白く明るい領域がみられ、これは積雪によるものと考えられます。

気温の上昇に伴い雪どけは急速に進んでいて、衛星画像では平野部の白い領域が見られなくなり、ウェザーニュース独自解析の図でも積雪は山沿いが中心になっていて一致しています。

今夜は凍結に注意

今朝は冷え込みが弱かったため路面凍結が起こったところはごく一部でしたが、今夜は今朝に比べると少し冷え込む見通しです。

雪が一度とけても再び凍結するおそれがあるため、スリップ事故や転倒等にお気をつけください。