強い寒気南下 日本海側は大雪のおそれ、全国的に冬の寒さに
ウェザーニュース / 2023年2月14日 8時0分
今日14日(火)から日本列島の上空に寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まります。日本海側は大雪のおそれがあり、晴れる太平洋側も気温が低く、昼間も冬の寒さとなる見込みです。
強い寒気が南下、日本海側で雪の範囲拡大
今日14日(火)は寒気が次第に南下し、夜には平地で雪を降らせる目安の上空1500m付近で-6℃以下の寒気が関東~中国地方まで覆い、さらに強い-12℃以下の寒気が東北南部~北陸に達する予想です。
北日本の日本海側や北陸、近畿北部、山陰にかけての広い範囲で雪となります。また、東北北部は小さな低気圧が通過する影響で局地的に雪雲が発達するとみられ、短時間の強い雪の降る所がある見込みです。
山沿いの多い所では新たに50cm以上の積雪
14日(火)朝~16日(木)夕の積雪予想
今日14日(火)の朝から16日(木)夕方までの積雪は、北陸や東北南部の山沿いで最大50cmに達する予想となっています。北日本の日本海側や北陸の平地、西日本の山沿いでは広い範囲で10~30cmの雪が積もる見込みです。
積雪がほとんどなくなっている所が多い北陸~山陰の平野部でも道路にしっかりと積もるくらいの雪となりますので、車での移動を予定されている場合は、時間に余裕を持つようにしてください。
また、雪が強まったり吹雪になることで視界不良のおそれもあります。山沿いでは積雪が短期間増えることで不安定になり、雪崩が発生しやすくなるため、十分な注意が必要です。
全国的に冬の寒さ
強い寒気に覆われるため、晴れる太平洋側も含む全国的に気温が下がります。
今朝は冷え込み強まり、7時の気温は東京都心と大阪市が4.3℃、名古屋市が4.0℃と昨日の同じ時間帯よりも5℃前後低く、寒い朝となっています。
日差しが届いても、昼間の最高気温は上がりにくい予想です。東京都心は10℃、名古屋市や大阪市は一桁の予想です。北海道は最高気温が0℃未満の真冬日の所が多く、東北南部や北陸でも5℃に届きません。
冷たい北寄りの風が強めに吹きますので、しっかりと防寒を行うようにしてください。
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