明日の関東は沿岸部で強風注意 都心まで強風エリア広がると春一番に

ウェザーニュース

明日19日(日)の関東は低気圧や前線に向かって南西の風が強く吹き込むとみられます。沿岸部では強風によって交通機関に影響の出るおそれがあり、注意が必要です。東京都心まで強風のエリアが広がると、春一番となる可能性があります。

現時点では春一番となるか微妙な状況

今夜から明日の午前中にかけて低気圧や寒冷前線が本州付近を通過する予想となっています。低気圧が発達するため関東では南西からの風が強まる見込みです。

明日朝の風の分布を見ると、千葉県の房総半島南部や神奈川県の相模湾周辺では平均で15m/s以上、東京湾周辺でも10m/s以上の強風が予想されています。瞬間的には25m/sを超える所があり、電車の運行など交通機関に影響の出るおそれがありますので、移動の予定がある方は最新の気象情報に加え、交通情報もご確認ください。


今回予想される風向きは東京湾沿岸まで風が強まりやすいパターンで、現時点では東京都心まで強風の範囲が広がらないとみています。

春一番の発表の有無に関わらず、スギ花粉の飛散しやすい状況になりますので、花粉症の方は対策が必須です。
【関東地方の「春一番」の条件】
　・立春から春分までの期間
　・日本海に低気圧がある
　・強い南寄りの風が吹き、気温が上がる（東京で8m/s以上の風で前日より気温が高い）