気象庁1か月予報 3月は記録的高温の可能性も 桜も融雪も早まる
ウェザーニュース / 2023年3月9日 15時40分
今日9日(木)、気象庁は3月11日から4月10日までの1か月予報を発表しました。北日本を中心に気温が平年を大きく上回るとみられ、3月は記録的な高温となる可能性があります。桜の開花も雪解けも普段の年よりかなり早まる見通しです。
北日本は急速な雪解けによる災害に注意
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この先1か月の気温
この先1か月は上空を吹く強い西寄りの風、偏西風が平年より北に位置するため、日本列島の広い範囲が暖かな空気に覆われやすくなります。1か月の平均気温は西日本から北日本の広い範囲で平年より高く、沖縄だけが平年並みの予想となっています。
3月中旬からは平均気温が平年よりかなり高くなるとみられ、北海道から九州北部にかけての広範囲に高温に関する早期天候情報が発表されました。
特に北日本は少なくとも3月いっぱいは平年を大きく上回るとみられ、記録的な高温となる可能性があります。普段の年よりも急ピッチで雪解けが進むことから、河川の水位が増水したり、地すべりなどの土砂災害のおそれがありますので、注意が必要です。
東日本、西日本も暖かな日が多く、桜のつぼみは急速に成長するとみられます。ウェザーニュースの開花予想では東京が3月15日と過去最も早い記録に迫るほどで、お花見シーズンもかなり早まる見通しです。
» 関連記事 2023年第五回 桜開花予想
北日本の太平洋側で降水量が多い傾向
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この先1か月の降水量
天気は春らしく周期的に変わる見込みです。北日本の太平洋側は低気圧や前線の影響を受けやすいため、降水量は平年並みか平年より多く、反対に北陸は影響が小さいため平年並みか少ない予想となっています。
そのほかの各地は平年並みの降水量となる見通しです。ただ、沖縄や奄美では3月中旬頃にかけて少雨の傾向が続く可能性がありますので、農作物の管理などに注意をしてください。
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