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北海道 釧路など道東で凍雨や雨氷 スリップに注意

ウェザーニュース / 2023年3月10日 9時0分

ウェザーニュース

今日3月10日(金)は北海道付近を進む低気圧に向かって暖気が流れ込んでいて、北海道でも雨の降っているところが多くなっています。

ただ、釧路など道東では地上の気温が冷えていて、凍雨(とうう)・雨氷(うひょう)などが報告されています。スリップ等に注意が必要です。

春先に多い現象 見た目キレイでも注意

今日の道内は上空に暖かい空気が流れ込んでいて、地上の気温も0℃以上の所が多く、札幌などでは雪ではなく雨になっています。路面状態の悪化などにご注意下さい。

一方、道東では地表付近に0℃前後の冷たい空気が溜まっていて、「凍雨(とうう)」と呼ばれるあられのようなものが降ったり、「雨氷(うひょう)」がみられた所がありました。

凍雨とは、上空から降ってきた雪粒が途中でとけて雨に変わり、地表付近で再び凍るという過程をたどり、あられのような氷の粒が降る現象です。雪は白っぽい見た目をしていますが、凍雨は透明に近い色をしているのが特徴です。あられと同様に、スリップに注意が必要です。

雨氷とは、凍雨と似たような気象状況の時に、雨が0℃以下でも凍りきらずに「過冷却」状態で降ってきて、地上で物体に触れた瞬間に凍結した状態のことです。木の枝などが透明な氷でコーティングされたような見た目になります。きれいな現象ではありますが、停電などの原因となったり、路面がツルツルに凍ってスリップしやすくなったりする可能性があり注意が必要です。

いずれも春先に起こることが多い現象です。融雪だけでなく、このような現象にもご注意下さい。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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