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大陸から黄砂が飛来 視界霞むほどの影響はない見込み

ウェザーニュース / 2023年3月10日 12時30分

ウェザーニュース

ゴビ砂漠南部で巻き上げられた黄砂が南下して日本方面に向かっています。

今日10日(金)~明日11日(土)にかけて日本の上空では黄砂の影響で空がボンヤリとかすむ可能性があります。

黄砂が南下して日本海に

10日(金)9時現在、衛星写真で見ると大陸で巻き上げられた黄砂が薄まりながら日本海を進み、本州に接近しています。

日本海を進む低気圧前線の影響でこの後も黄砂は南東に進み、今日から明日にかけて北日本や北陸、西日本の一部を通過する予想です。

空がウッスラかすむ程度 疾患がある場合は注意

黄砂が飛来しても空が薄っすら霞む程度で、黄砂だけで大きく影響が出るほどではないとみています。

ただ、花粉の飛散がピークを迎えているタイミングであるため、呼吸器に疾患がある方は黄砂や花粉の影響で症状が悪化するおそれがあります。

普段以上にしっかりと対策をしてお過ごしください。

参考資料など

気象衛星可視画像:NICT-情報通信研究機構

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