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長野県・白馬周辺に雲海出現 今朝は内陸部で冷え込み強まる

ウェザーニュース / 2023年3月28日 8時0分

ウェザーニュース

今日28日(火)朝、長野県の白馬村では眼下に雲が海のように広がる雲海の写真が撮影されました。

今朝は高気圧に覆われて放射冷却現象が効いたため、内陸部を中心に冷え込みが強まりました。冷やされた空気が霧となって現れ、盆地内に溜まったものを高いところから見たため、雲海が広がりました。

放射冷却による冷え込みで発生した雲海

雲海 現象の説明

今朝見られた雲海は、放射霧と呼ばれるタイプで発生したものになります。

夜間の放射冷却によって地上付近の熱が上空へ逃げることで地面に近いところの気温が下がり、空気中の水蒸気が水滴に変わります。その水滴が霧となって見えるようになったものが放射霧で、盆地で見られる雲海はこの放射霧のタイプが多いといえます。

それ以外にも、雨上がりで風が弱い時に発生した霧や、冬に冷え込みが強まったときに川や湖などの周辺で発生する霧によって、雲海が見られることがあります。

気温上昇とともに雲海は薄く

長野県周辺も含めて、今日は高気圧に覆われているため、広範囲で晴れるところが多くなります。関東では雨の降りやすいスッキリしない天気です。日差しが届いて気温が上昇するとともに霧は解消に向かいます。そのため、昼にかけて雲海はだんだん薄くなっていく見込みです。

昼間は春らしい暖かな陽気となりますが、朝晩は冷えて寒さも感じますので、これからお出かけの方は服装選びにはお気をつけください。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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