西日本で「花粉光環」が出現 ヒノキ花粉が大量飛散か

ウェザーニュース

今日29日(水)は近畿や中国地方の上空で「花粉光環」が見られています。

「花粉光環」とは、花粉の粒子によって太陽の光に回折・干渉が生じ、色が分かれて見える現象。太陽の周囲を囲むように幾重にも虹色の環が見られるのが特徴で、花粉の飛散量が多いほどはっきりと見られます。

花粉飛散が非常に多い

ウェザーニュースが独自に設置した花粉観測機「ポールンロボ」による観測状況を見ると、近畿や中国地方で花粉の飛散が非常に多いことを示す赤いプロットが広がっています。

西日本ではスギ花粉の飛散はすでにピークを越えて、現在はヒノキ花粉の飛散がメイン。ヒノキ花粉に症状を覚える場合はマスクや目薬で万全の対策をするようにしてください。また、衣服についた花粉を屋内に持ち込まないようにすることも大切です。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）