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西日本で広く黄砂を観測 明日は北中心に車が汚れる程度の予想も

ウェザーニュース / 2023年4月12日 15時38分

ウェザーニュース

午後になって、西日本や北日本、北陸を中心に黄砂が飛来しています。日本全国11の観測地点のうち、5地点で黄砂の観測が発表されました。

明日にかけて、各地で黄砂の影響に注意してください。

日本海側では視程5kmとなった時間も

今日12日(水)は、大陸のゴビ砂漠で巻き上げられた黄砂が上空の西風に乗って日本付近に飛来しています。午前中に福岡・広島の2地点で黄砂が観測され、午後になって鹿児島・高松・新潟でも観測が発表されました。

日本で黄砂を観測しているのは「札幌・仙台・東京・新潟・名古屋・大阪・広島・高松・福岡・鹿児島・那覇」の11地点で、5地点以上で観測が発表されるのは2021年5月9日以来、2年ぶりとなります。

観測地点以外でも、黄砂を観測したとみられる府県情報が発表されました。

▼4月12日(水)15時30分までに府県情報が発表された地点
(発表順、観測地点は除く)
 山口県、長崎県、佐賀県、島根県、鳥取県、青森県、北海道宗谷地方、秋田県、大分県、熊本県、岡山県、岩手県、石川県

多くの所で視程(水平方向の見通しが効く距離)は10〜8kmとなっています。鳥取県鳥取市吉方では7km、島根県松江市西津田では5kmとなった時間もありました。

12日(水)15時30分までの黄砂の影響報告

ウェザーニュースアプリを通して利用者に黄砂の影響を聞いたところ、北海道や東北北部、北陸から西日本で影響が大きいことがわかります。

一部からは、車にベッタリと黄砂が付着しているという報告も寄せられました。

明日にかけて全国的に黄砂の影響に注意

13日(木)の黄砂飛来予想

黄砂の飛来は、明日も続く見込みです。

北海道や関東より西の地域では「なんとなく霞んだ景色」になり、天気が回復しても見通しが悪い可能性があります。

東北から新潟県付近はより悪く、車などがうっすら汚れる可能性があります。洗濯物は部屋干しが安心です。

また、花粉症や呼吸器の疾患がある方は、症状が悪化するおそれがあります。不要な外出は控え、マスクや眼鏡などで対策を行ってください。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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