北海道は暴風雪など荒天に警戒 道東や道北では積雪も

ウェザーニュース

今日4月16日(日)の北海道は、低気圧の影響で雨や雪が降っています。風が強く吹いて荒れた天気となっていて、暴風雪警報の発表されている所もあります。

道東のオホーツク海側では積雪となっているところもあります。今夜にかけて吹雪や積雪増加に注意してください。

宗谷岬では25m/s超の強い風を観測

日本海と三陸沖にそれぞれ低気圧があり、北東方向に進んでいます。これらの低気圧の影響で、朝から道内の広い範囲で雨が降り、オホーツク海側では雪になっていて、紋別市の紋別空港や遠軽町などでは降雪が観測されています。これから今夜にかけてもオホーツク海側や道北では降雪が続きます。

標高の高い峠道を中心に雪が積もり、車での通行には冬用タイヤやチェーンなどの必要な所があるとみられます。

また、低気圧が発達することで風も強くなっています。えりも岬で7時過ぎに最大瞬間風速34.0m/s、宗谷岬でも9時台に26.4m/sを観測しました。宗谷地方には暴風雪警報の発表されている所があります。

これから今夜遅くにかけても沿岸部では平均で15m/s以上、瞬間的には25m/s以上の風が吹き荒れ、雪になる地域では吹雪による視界不良が予想されます。湿った重たい雪となるため、着雪による停電やビニールハウスの倒壊などにも注意が必要です。

また、道南や道央では横殴りの雨になりますので、外出の際は大きめの丈夫な傘やレインコートなどをご用意ください。