週末以降は冷たい空気が優勢 気温が平年を下回る日も

ウェザーニュース

週末から来週にかけては日本列島の上空に冷たい空気が流れ込みやすくなります。季節外れの高温は落ち着いて、平年並みか平年より気温の低い日がある予想です。

冷たい空気がやや優勢

上空1500m付近の気温の分布を見ると、明後日21日(金)頃まではオレンジ色で塗られた暖かな空気が、西日本、東日本を覆う予想となっています。

22日(土)頃からは水色で塗られた冷たい空気が優勢になり、来週前半にかけては日本付近に流れ込みやすくなる見込みです。

週末以降は晴れても25℃を超えるほどにはならず、この時期らしい気温か少し低いくらいの日が増えてきます。

平年よりも低い日が増える予想

週間の予想気温

札幌市は22日(土)頃から最高気温が平年より2℃以上低い日が増え、昼間でも10℃前後の予想となっています。

東京都心は23日(日)頃から、大阪市や福岡市は24日(月)頃から最高気温が20℃未満の予想で、平年に比べると2～3℃低い気温です。日差しがある日は過ごしやすいものの、雨が降る25日(火)は少し肌寒く感じるくらいかもしれません。

最低気温は西日本から関東で10℃くらいまで下がります。平年よりも低いとはいえ、極端に寒くなることはない見込みです。