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ダニ対策はなぜ連休前がいいのか? ダニの“好環境”が整う前が効果的な理由

ウェザーニュース / 2023年4月29日 5時15分

ウェザーニュース

暖かくなるにつれ、ダニが気になる人も増えているようです。ウェザーニュースで実施したアンケート調査では、「少し気になる」を含め、男性は約7割、女性は約8割がダニが気になっていると回答しています。

今年のGWは5月7日まで最大9連休と休みが続きますが、大型連休はダニ対策を行うのによいタイミングだといいます。その理由と対策を虫ケア用品最大手のアース製薬に教えていただきましょう。

ダニにとっての“好環境”が訪れる前の対策を

5月は過ごしやすい気候ですが、暖かくなり家中の害虫の活動が気になってきます。大型連休に注意したいものの1つが、ダニだといいます。

「家庭でほぼ1年中見られるダニは、ヒョウヒダニ類(チリダニ類)です。ヒョウヒダニ類は人のフケや赤、汗などもエサとなり、カーペットや布団、ソファなどによく発生します。

人を刺すことはありませんが、死骸やフンがアレルギー性疾患を引き起こすアレルゲンとなることがあるため注意が必要です。

またヒョウヒダニ類が増えると、これらを捕食するツメダニ類が現れます。ツメダニは人を狙っているわけではありませんが、人の皮膚に触れることで偶発的に人を刺して体液を吸うこともあると考えられています。

夜中に布団の中で刺された時は、ツメダニ類の可能性がありますので、エサとなるヒョウヒダニがたくさん繁殖しているかもしれません」

1年のなかでもダニが増殖するとされているのは梅雨から秋口にかけてです。そのためこの時期はまだ、ダニへの危機感がわかない人も多いのではないでしょうか。

「ヒョウヒダニ類は気温20~30℃かつ湿度60~80%の好環境になると爆発的に増殖しますので、夏場になる前のこの時期に少しでも数を減らしておきたいのです」

おでかけ、旅行前にダニ対策

ダニ対策としては、日頃から家の中に湿気が溜まらないように、換気を十分に行い、風通しを良くすること、布団は布団乾燥機やコインランドリーを使ったり、こまめな掃除・洗濯が重要です。

「これらは家の中でダニを増やさないためにとても大切なことですが、それだけでは十分ではありません。ダニ駆除剤を使って、家に潜んでいるダニを退治しましょう。

この大型連休、特に旅行中の閉め切った部屋は湿気がこもってしまい、家はダニが大繁殖してしまうかもしれません。旅行やお出かけ前のダニ対策がオススメです。

旅行前やお出かけ前に徹底的に家中のダニを駆除する場合は、くん煙剤(※)やくん蒸剤(※)をお使いください。カーペットやソファやなど、洗濯が難しいものにはスプレータイプのダニ駆除剤もあります」

ダニ駆除後の清掃も重要だといいます。

「ダニの死骸はアレルゲンとなるため、ダニ駆除剤を使った後は、洗えるものは洗濯し、部屋には掃除機をかけ、しっかり取り除いてください。その後は、ダニよけを使用して予防をしてください」

目に見えないからこそ定期的な対策を

ダニは、ほとんど目に見えないほど小さく、普段はあまり意識しない害虫かもしれません。

「ダニは家のどこかに潜んでいます。連休後も10月くらいまでは月に1回、その他の季節でも2ヵ月に1回を目安に定期的に駆除することで、増殖を予防することができます」

家族の健康のために、適切な対処をして安心できる環境を守っていきましょう。

※使用上の注意をよく読んで、守ってください。

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