小笠原諸島で1時間に30mm超の激しい雨　短時間の強雨に注意

ウェザーニュース / 2023年5月2日 11時10分

ウェザーニュース

今日2日(火)の日本列島は高気圧に覆われて晴れているところ多くなっています。気象衛星画像を見ても、東北地方の周辺に雲があるものの、ほとんどのところには、雲が映っていません。

本州の南東の海上に目を移すと、前線による白くはっきりとした雲の帯が見られます。小笠原諸島ではこの雨雲によって雨が強まっています。

雨のピークは昼頃まで

小笠原諸島の父島では今日2日(火)10時19分までの1時間に31.5mmの激しい雨が降り、母島でも9時57分までの1時間に22.5mmの雨を観測しました。この後1時間程度、昼頃までが強い雨のピークで、落雷や突風にも注意が必要です。低地での冠水にも注意してください。

午後は前線が去って雨が止みますが、北寄りの風が強い状態が続きます。念のため高波にも注意してください。雨が止んでも北風で少し肌寒く感じられそうです。