北海道・別海は朝から25℃近く気温上昇 風上と風下で差が顕著に

ウェザーニュース

憲法記念日の今日3日(水)は各地で気温が上がっています。特に北海道は、山越えの風でフェーン現象が発生している道東で気温が高く、別海では朝から25℃以上高くなりました。

風上と風下の気温差も大きくなっています。

朝は氷点下、昼間は夏日目前

今日の北海道付近は、高気圧の縁に沿って西寄りの風が強く吹いています。この風が山越えとなっている道東方面（＝風下）ではフェーン現象が発生し、特に気温が上がっている状況です。

道東の別海町では、12時13分に夏日目前の24.8℃を観測しました。今朝の最低気温は−1.5℃だったので、日較差はじつに26.3℃です。惜しくも冬日・夏日の同時観測とはならなかったものの、かなりの気温差になっています。

風上は最高気温が1桁のところも

一方、山の西側（＝風上）にある道南のえりも岬では、朝から気温がほとんど上がっていません。13時30分までの最高気温は9℃で、全国で最も低い最高気温です。

同じ北海道内でも、風ひとつでこれだけの気温差が発生します。明日4日(木)も同じような気温となるため、気温差で体調を崩さないようお気をつけください。