西日本各地でハロが出現 明日5日(金)は九州から雨に

ウェザーニュース

今日4日(木)は西日本で、太陽の周りにできる虹色の輪「ハロ」のみられた所がありました。

これから天気が下り坂に向かうことを示唆する現象です。

明日の天気の下り坂を示唆

ハロは、上空の高いところに太陽が透けて見えるくらいの薄い雲が広がっている時に、太陽の周りにボンヤリと見えるリング状の明るい部分のことを指します。暈(かさ)や日暈(ひがさ)とも呼ばれる虹色現象です。
通常の虹とは違い、上空の薄雲を構成する氷の粒によって太陽光が内側に曲げられ、光の強い部分が環状に見られます。

現在、見えているハロは、西から近づく低気圧や前線によって広がった薄雲が創り出しているものです。
明日5日(金)は九州や中国、四国では雨の降り出す所があり、今日現れたハロは天気の下り坂を示唆する現象と言えます。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）