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今夜遅くは「みずがめ座η流星群」の活動がピークに ハレー彗星の置き土産

ウェザーニュース / 2023年5月6日 7時0分

ウェザーニュース

今日5月6日(土)の夜遅く、みずがめ座η(エータ)流星群の活動がピークを迎えます。日本では、放射点の昇る明日7日(日)未明〜明け方に観測のチャンスとなります。

ゴールデンウィークで夜更かしができる方は夜空を見上げてみてはいかがでしょうか。

気になる天気は

今夜は北日本を通過した低気圧から伸びる前線が東日本・西日本付近を南下するため、東北地方〜九州・沖縄にかけての広範囲で雨が降り、流星観測には不向きな天気となりそうです。

低気圧が通過後の北海道では日本海側から天気が回復し始め、明け方に近づくほど晴れてくる所が増えそうです。流星観測の期待がもてそうです。

条件が良い所では1時間に5個ほど観測可能

みずがめ座η流星群の放射点は午前1時頃に空に昇ってきますので、流星群の流れ星が出現し始めるのは日付が変わった後になります。

今年は流星群の活動の極大時刻が日本時間の7日(日)0時頃と予想されており、放射点が空に昇ってくる頃に近い時間帯です。ただ、満月に近い月が一晩中夜空を照らすため、今年は月明かりの影響を大きく受けます。

アストロアーツ社によると、周囲が暗く見晴らしの良いところでは、1時間に5個程度の流星の目撃が期待出来るとのことです。

流れ星は放射点を中心として空全体に飛ぶので、月を直接視界に入れないようにしながら、空を広く眺めるようにして流星観測をお楽しみください。

みずがめ座η流星群の特徴

みずがめ座η流星群の流星(2016年 ニュージーランド・テカポで撮影)

みずがめ座η流星群は、毎年5月のゴールデンウィーク終盤に活動の極大を迎える流星群です。母天体はハレー彗星(1P/Halley)で、秋に極大を迎えるオリオン座流星群と同じです。南半球では観測しやすく、三大流星群のペルセウス座流星群に匹敵するほどの流星が見られることがあります。

極大の前後の数日間は同じくらいの流星数が期待出来ます。極大日に観測が難しい方は、別の日にお楽しみください。

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