石川・能登半島の地震で震度6強 2021年以降の活動で最大

ウェザーニュース

5月5日(金)14時42分頃、石川県能登地方を震源とするマグニチュード6.3、深さ約10kmと推定される地震が発生しました。この地震で石川県珠洲市で最大震度6強を観測しています。2021年から続いている一連の活動では最大規模です。

しばらくは強い揺れを伴う地震に警戒

石川県能登地方では2021年の春頃から地震活動が活発になり、長期間にわたって継続しています。これまでの最大は2022年6月19日に発生したマグニチュード5.4、最大震度6弱で、今回はこれを上回る最大規模です。

また、今回の地震では石川県能登で長周期地震動階級3を観測しています。

マグニチュード6.3の地震が発生した後、周辺では地震が頻発しており、15時20分までに震度4を筆頭に有感地震が6回発生しました。

しばらくは地震活動が活発になる可能性があり、震源に近い珠洲市や能登町などは震度5強～6弱程度の揺れを伴う地震の発生のおそれがあります。できるだけ安全な場所に避難するなど警戒が必要です。