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雲を見分けて天気を予想?高さや形で分ける「十種雲形」

ウェザーニュース / 2023年5月7日 12時55分

ウェザーニュース

天気が周期的に変わるこの時期は、空は様々な顔を見せてくれます。新緑が眩しく美しい自然が楽しめる季節ですが、空にも注目です。

ここでは、雲の種類や天気下り坂のサインについて解説します。

高さや形で分ける「十種雲形(じっしゅうんけい)」

10種類の雲は、雲のある高さによってグループにすると、次のようになります。

・巻雲(けんうん)
→すじぐも
・巻積雲(けんせきうん)
→うろこぐも
・巻層雲(けんそううん)
→うすぐも
ーーーーー
・高積雲(こうせきうん)
→ひつじぐも
・高層雲(こうそううん)
→おぼろぐも
ーーーーー
・乱層雲(らんそううん)
→あまぐも
・層積雲(そうせきうん)
→うねぐも
・層雲(そううん)
→きりぐも
ーーーーー
・積雲(せきうん)
→わたぐも
・積乱雲(せきらんうん)
→にゅうどうぐも
 
雲の種類をよく見ると「層」や「積」のつく雲が多いことが分かります。

「層」のつく雲はのっぺりと広がっていて、平らな感じがする雲。

「積」のつく雲はモコモコしていて、空高くのびていくような雲。

高さや形で細かく分けると、見分けがつきやすくなります。

また、10種類の雲の中でも、雨を降らせるのは「乱」のつく雲とされています。

雲を見分けて天気を予想

天気予報などで聞く「前線」の近くでは、多くの場合で雨が降ります。

前線に近いところでは、乱層雲などドンヨリとした低い雲が雨を降らせますが、前線から離れた上空の高いところには、雨を降らせない巻積雲(うろこ雲)や高積雲などが見られます。

雲の形を継続的に観察してみると、自分が前線から近いところにいるのか、遠く離れたところにいるのかなども分かってきます。

前線に近いところにあるとされる雲が増えてくれば、「雨の降り出しが近い」ということです。一方で、前線から遠いところにあるとされる雲が見えていれば、「すぐに雨が降る心配はない」ということになります。

時間のある時には、ゆっくり空を見上げて雲の変化をお楽しみください。

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