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西日本、東日本の広い範囲で強雨 連休明けの朝は関東で雨のピーク

ウェザーニュース / 2023年5月7日 15時45分

ウェザーニュース

GW最終日の今日7日(日)は前線の活動が活発になっていて、西日本から東日本の広い範囲で雨が強まっています。今夜から明日8日(月)の朝にかけて強雨に警戒が必要です。

九州では1時間20mm超の強い雨

上空の気圧の谷が近づいている影響で、日本付近に伸びる前線は活動が活発です。この時期としては非常に湿った空気が流れ込んでいるため雨雲が発達しており、局地的に雨が強まっています。

15時30分までの1時間には宮崎県えびの市・えびの高原で26.0mm、鹿児島県さつま町・紫尾山で24.5mmと強い雨を観測。東京都心では12.5mmのやや強い雨を観測しました。

また、降り始めからの雨量は西日本の多い所で200mmを超えています。雨量の増加によって土砂災害の危険性が増していることから、石川県能登、佐賀県、大分県北部・西部には大雨警報が発表されています。

関東の雨ピークはGW明けの明朝

8日(月)0時の雨雲の予想

この後は前線の低気圧が東に進み、活発な雨雲が東に移動する見込みです。今夜にかけては九州や四国、今夜遅くから明日8日(月)の未明にかけては近畿や東海、明日未明から朝は関東を発達した雨雲が通過する予想となっています。

局地的には1時間に40mmを超えるような激しい雨が降るため、道路冠水や河川の増水、土砂災害などのおそれがあります。石川県能登も今夜は本降りの雨が続くため、引き続き急な斜面には近づかないなど、警戒が必要です。

関東は連休明けの通勤・通学のタイミングに土砂降りの雨となる可能性があるため、少し早めに準備を行い、雨の状況や交通情報などをお出かけ前に確認するようにしてください。

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