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北陸などでハロやアーク出現 この後は雲が増える予想

ウェザーニュース / 2023年5月12日 12時0分

ウェザーニュース

薄雲が広がっている北陸などでは、ハロや環水平アークが見られました。今夜以降の天気の崩れを示唆しています。

虹色のリングがくっきり

石川県金沢市では太陽の周りに虹色のリングが現れています。ハロと呼ばれる現象です。

ハロは上空の高い所に太陽が透けて見えるくらいの薄い雲が広がっている時、太陽の周りにボンヤリと見えるリング状の明るい部分のことを指します。暈(かさ)や日暈(ひがさ)とも呼ばれる虹色現象です。

通常の虹とは違い、上空の薄雲を構成する氷の粒によって太陽光が内側に曲げられ、光の強い部分が環状に見られます。

太陽の下に伸びる虹色の帯

広島県呉市でみられた環水平アーク

また、太陽の下方に長く伸びる虹色の帯の見えた所がありました。こちらは環水平アークです。

環水平アークは、太陽の中心から下方46度前後の空の低い所に出現します。水平に長く伸びる虹の帯となることから、環水平アークと呼ばれ、太陽高度が68度前後の時に最もはっきり現れます。太陽高度が高い、4月上旬から9月上旬にかけての昼前後が見えやすい時間帯です。

午後は九州から雲が厚みを増し、今夜以降は広い範囲で天気が崩れる予想となっています。この後の空の変化に注目です。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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