太平洋側で局地的に非常に激しい雨 明日は関東や北日本も一部で強雨に

ウェザーニュース

今日14日(日)は四国から東海の太平洋側を中心に雨雲が発達し、1時間に50mmを超える非常に激しい雨の降った所があります。明日15日(月)は関東や北日本でも雨の強まる所がある見込みです。

徳島県に土砂災害警戒情報

日本の南と日本海を低気圧がゆっくりと進んでおり、南からは暖かく湿った空気が流れ込んでいます。四国から東海にかけての太平洋側を中心に雨雲が発達していて、局地的に激しい雨となりました。

徳島県阿南市・蒲生田で15時30分までの1時間に65.5mmの非常に激しい雨を観測。徳島県では土砂災害の危険度が高まったため、土砂災害警戒情報が発表中です（15時30分時点）。また、和歌山県白浜町・南紀白浜で最大27.5mm、三重県尾鷲市で18.0mmを観測しています。

今夜にかけて雨雲の発達しやすい状況が続く見込みで、短時間の激しい雨による道路冠水や雨量の増加による土砂災害などに警戒が必要です。

明日は関東や北日本でも雨雲が発達

15日(月)朝の天気図と降水の予想

明日は低気圧が東に進む分だけ、雨雲の発達しやすいエリアが東に移ります。近畿や東海に加え、関東から北日本でも広い範囲で雨が降り、局地的に雨雲が発達する見込みです。

通勤・通学の時間帯から傘が必要な所が多く、一時的に雨が強まったり、雷や雹(ひょう)などを伴う可能性がありますので、お出かけの前に最新の雨の情報をご確認ください。

明日の午後になるとようやく低気圧は日本列島から離れ、天気は回復に向かいます。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）