九州は蛍が見頃に 関東や近畿などでも続々と出現

ウェザーニュース

5月中旬に入り、蛍の出現エリアが広がってきました。

九州では蛍が本格シーズンを迎えています。また、四国から関東にかけて、蛍の淡い光を楽しめるようになってきました。

見頃を迎えている九州から、ため息が出るような美しく幻想的な動画が届きました。


徐々に飛翔する数が増えてきている関東からも報告が届いています。まだ数がまばらな所も、今後は蛍の乱舞に期待です。

蛍の出現予想

現在のところ概ね予想通りの出現となっています。

九州は見頃を迎え、四国から関東にかけても所々で飛び始めています。来週以降は、東北でも蛍が飛び始める予想です。

■西日本
・5月中旬までに飛び始めるところが多く、5月中旬〜下旬に出現のピーク
■東日本
・5月下旬までに飛び始めるところが多く、5月中旬〜6月上旬に出現ピーク
■北日本
・東北では5月下旬〜6月中旬に飛び始めて、6月中旬〜7月上旬に出現ピーク
・北海道では6月下旬〜7月下旬に飛び始めて、出現ピークは7月上旬〜8月上旬

蛍観賞に適した天気の日は？

この先1週間の天気

19日(金)は広範囲で雨となる予想です。20日(土)以降は、雨が心配な日があるものの、蛍の鑑賞には問題のない天気が続く見込みとなっています。

蛍は雨や風が強かったり、満月で明るい日はあまり飛翔しません。また、気温が低すぎる日もあまり活動しません。

全国各地でほたるを守る取り組みがおこなわれています。この先もほたるを見続けられるように、そっと静かに見守るようお願いします。

写真・動画：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）