日本のはるか南で熱帯低気圧が発生する予想 発達の可能性も

ウェザーニュース

日本のはるか南の海上で雲がまとまりつつあり、早ければ明日19日(金)朝にも熱帯低気圧が発生する予想です。発達する可能性があるため今後の動向が注目されます。

グアムの南の海域は海面水温が30℃以上

フィリピンの東の海上では対流活動が活発になり、積乱雲が発生しやすくなっています。そのうち、グアムの南にある雲が次第にまとまって、早ければ明日の朝には熱帯低気圧が発生する見通しです。海面水温が30℃前後と高い領域で、風の条件などが揃えば、熱帯低気圧が発達する可能性があります。

今年はまだ台風の発生が1個にとどまっています。平年の発生数は1～4月までで1.5個、5月は1.0個ですので、そろそろ次の台風が発生してもおかしくない時期です。

現時点で、複数のコンピューターシミュレーションが熱帯低気圧の発達を予想しています。日本への影響に関して言及できるタイミングではありませんが、今後の動向には注目です。