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台風2号はグアム直撃か 西寄りに進み週後半は非常に強い勢力に

ウェザーニュース / 2023年5月21日 11時0分

ウェザーニュース

5月21日(日)9時現在、台風2号(マーワー)はカロリン諸島を北にゆっくりと進んでいて、発達を続けています。しばらく北寄りに進んだ後、次第に進路を西へ変える見通しです。

▼台風2号 5月21日(日)9時現在
 中心位置   カロリン諸島
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     北 ゆっくり
 中心気圧   992 hPa
 最大風速   25 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 35 m/s


グアム島は荒天のおそれ

24日(水)頃には強い勢力となってグアム島を直撃するおそれがあります。グアムの気象当局は早期警戒情報を発表して、暴風雨や高潮に備えた避難の準備等を呼びかけています。

その後は西寄りに進路を変えてさらに発達し、週後半には中心付近の最大風速が50m/sに達して、非常に強い勢力となる予想です。

次の週末以降の進路は現時点では不確実で、高気圧の縁に沿って北西に移動したのち、西もしくは北東へ移動することが示唆されています。進路によっては沖縄など日本国内に影響を及ぼす可能性があります。現時点では予測の誤差がかなり大きいため、最新の台風情報をこまめにご確認ください。

参考 世界各国の気象機関が計算した進路のシミュレーション結果

この図の細い線1本1本は世界各国の気象機関が計算した進路のシミュレーション結果をあらわします。アンサンブル予報という手法の過程で得られるもの(メンバー)で、想定される進路にはかなりの幅があるということをイメージするために掲載しています。

これらのメンバーを比較すると、目先はグアム付近に北上する傾向が揃っているものの、その後はばらつきが大きいことがわかります。

日が近づくにつれて誤差は縮小する見込みですので、今後も随時新しい情報を入手するようにしてください。

台風の発生が増え始める時期

平年の台風発生数

今年は4月に台風1号が発生していて、台風の発生はおよそ1か月ぶりとなりました。

5月の台風発生数の平年値は1.0個で、12月と同じくらいの水準です。発生数ピークの8月に向けて台風の発生が増え始める時期ですので、早めに台風対策を整えておくと良さそうです。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風2号の名前「マーワー(Mawar)」はマレーシアが提案した名称で、マレー語の「ばら」を意味する語からとられています。

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