広島・新潟で黄砂を観測 北海道では手すりやガラスに付着

ウェザーニュース

今日22日(月)は大陸から黄砂が飛来しています。すでに広島・新潟では観測が発表されました。

北日本から西日本にかけての広い範囲で、黄砂の影響に注意が必要です。

北日本では特に黄砂の量が多くなる可能性

22日(月)12時の黄砂予想

昨日21日(日)は、中国の華北や朝鮮半島の一部で黄砂が観測されていました。今朝は朝鮮半島で広く観測されており、9時10分までに視程（水平方向に見通しが効く距離）が5km以下になったところもあります。

黄砂は上空の西風に乗って日本にも飛来していて、広島では7時07分に、新潟では7時50分に観測されました。視程はいずれも10km以上となっています。

北海道では空がぼんやりと霞んでいるだけでなく、ベランダの手すりや車のフロントガラスに黄砂が付着しているところがあります。今日は特に北日本で黄砂の量が多くなる可能性があり、この後も車のボンネットなどにうっすらと黄砂が積もるおそれがあります。洗濯物の外干しは控えた方が良さそうです。

また、呼吸器などの疾患がある方は症状が悪化するおそれがあります。マスクや眼鏡などで対策を行い、心配な方はなるべく外出を控えてください。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）