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台風2号は発達しながら北上中 週中頃には非常に強い勢力になる予想

ウェザーニュース / 2023年5月22日 16時34分

ウェザーニュース

5月22日(月)15時現在、台風2号(マーワー)は発達しながらカロリン諸島を北北西に進んでいます。その姿は気象衛星(可視画像)でもはっきりと見られ、まもなくアウターバンド(台風の外側の活発な雨雲)がグアムにかかりそうです。

週中頃には非常に強い勢力となり、次第に進路を西寄りに変えてさらに発達する予想となっています。

▼台風2号 5月22日(月)15時現在
 中心位置   カロリン諸島
 大きさ階級  //
 強さ階級   強い
 移動     北北西 15 km/h
 中心気圧   975 hPa
 最大風速   35 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 50 m/s


週中頃には非常に強い勢力でグアムを直撃か

台風2号の進路予想図

台風2号は、24日(水)頃には非常に強い勢力となる予想です。グアム島を直撃するおそれがあり、グアムの気象当局は早期警戒情報を発表して、暴風雨や高潮に備えた避難の準備等を呼びかけています。

その後は西寄りに進路を変える予想で、海面水温の高い所を通過するためさらに発達するおそれがあります。週後半には中心付近の最大風速が50m/sに達する予想です。

週末以降の進路は現時点では不確実で、高気圧の縁に沿って北西に移動したのち、西もしくは北東へ移動することが示唆されています。進路によっては沖縄など日本国内に影響を及ぼす可能性もあり、注意が必要です。

世界の気象機関の予測

参考 世界各国の気象機関が計算した進路のシミュレーション結果

この図の細い線1本1本は世界各国の気象機関が計算した進路のシミュレーション結果をあらわします。アンサンブル予報という手法の過程で得られるもの(メンバー)で、想定される進路にはかなりの幅があるということをイメージするために掲載しています。

これらのメンバーを比較すると、グアム付近まで北上した後、西寄りに進路を変えてフィリピンから沖縄の南に進む傾向で揃っています。その後は進路のばらつきが大きくなり、日本列島に影響するかは現時点でははっきりしません。

日が近づくにつれて誤差は縮小する見込みですので、今後も随時新しい情報を入手するようにしてください。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風2号の名前「マーワー(Mawar)」はマレーシアが提案した名称で、マレー語の「ばら」を意味する語からとられています。

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