関東や東北南部で冷たい雨 帰宅時間帯まで傘が活躍

ウェザーニュース

今日23日(火)は本州の南の海上を通過する低気圧の影響で、関東や東北南部などで雨が降っています。夕方の帰宅時間帯にかけて雨の続く所が多く、傘の手放せない一日です。

発達した雨雲はほとんどみられず

低気圧に伴う雨雲が大きく北に広がり、関東や東北南部、北陸などの各地で朝から雨が降っています。発達した雲はそれほどみられず、9時00分までの1時間で最も雨が強まったのは静岡県浜松市・春野で6.5mmを観測、そのほかはほとんどの所が1時間に2mm前後の雨です。

低気圧に向かって北東からの冷たい風が吹き込んでいるため、関東や東北南部は気温が低く、15℃未満の所が多くなっています。ウェザーニュースアプリ利用者からの体感報告では、「しっとり肌寒い」の回答が約90%を占めました。(7～8時の集計)

午後も雨と肌寒さが続く

23日(火)夕方の雨と風の予想

低気圧が次第に離れる夕方になっても、北東からの湿った風が続くため雨雲はなかなか解消しません。

帰宅時間帯は千葉県や茨城県など関東の東側の地域や東北の太平洋側などで本降りの雨となり、東京都心なども傘が必要なくらいの雨が残る見込みです。完全に雨が止むのは夜の遅い時間ですので、お帰りの際も傘の必要な所が多くなります。

また、関東や東北南部は午後も気温がほとんど横ばいで、肌寒さが続きますので、傘と上着が活躍する一日です。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）