九州の空高くに波打つような雲 上空の気圧の谷が近づいている影響

ウェザーニュース

今日24日(水)、福岡県など九州北部では空の高い所に波打つような雲が広がってきました。上空の気圧の谷が近づいている影響です。

夕方以降は雲が厚みを増すも雨の心配はなし

これは波状雲と呼ばれる雲で、大気の波によって空気が上下に動くことで発生する雲です。

雲が発生しやすい湿度や気温の条件が揃っている時に、空気が持ち上げられる所では雲が発生し、引き下げられる所では雲が消えます。このため、波打つような形の雲になります。

今日の波状雲は黄海付近に進んでいる上空の気圧の谷の影響で現れました。夕方から夜にかけては気圧の谷の通過に伴い、九州では雲が厚みを増してきます。雲が増えても、雨が降り出すほどの大きな天気の崩れはない見込みです。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）