気象庁1か月予報 段々と雨の季節に 降水量は多くなる可能性

ウェザーニュース

今日5月25日(木)、気象庁は5月27日から6月26日までの1か月予報を発表しました。

日本の南から暖かな空気が流れ込みやすく、気温は平年よりも高い所が多い予想となっています。次第に梅雨前線が停滞しやすくなり、西日本や東日本では例年通り雨の季節を迎えそうです。

九州は6月はじめにかけて高温に

この先1か月の気温

6月の初めにかけては、日本の南に分布する暖かな空気が流れ込みやすく、西日本を中心に気温は高い傾向が続きます。

気象庁は5月28日(日)頃からの5日間の平均気温が平年よりかなり高くなる可能性があるとして、九州を対象に高温に関する早期天候情報を発表しました。

6月に入ってしばらくすると、段々と前線の影響を受けて曇りや雨の日が増えるとみられ、全国的に気温は平年に近づく予想となっています。

また、沖縄では冷たい北東の風が吹きやすく、気温の低い時期がある見込みです。

湿った空気の影響を受ける

この先1か月の降水量

6月中旬以降は前線が北上し、全国的に曇りや雨の日が多くなる見通しです。

ウェザーニュースでは梅雨入りは平年より遅めになると予想していますが、6月中旬には各地で雨のシーズンとなりそうです。

南からの湿った空気の影響を受ける時期があり、東北から四国にかけての降水量は平年並みか多い予想です。雨の強まる心配があるため、雨への対策は早めに進めるようにしてください。

また、沖縄や奄美の降水量は平年並みの予想ですが、熱帯低気圧や台風の影響によっては大きく変化する可能性があり注意が必要です。