週後半は広い範囲で強雨のおそれ 台風の動きによりさらに雨量増加も

ウェザーニュース

今日29日(月)は前線が南下し、九州北部から東海で梅雨入りが発表されました。明日30日(火)以降は一旦、梅雨前線が本州の南まで下りて、活動が小康状態となる見込みです。

次は6月2日(金)頃に広範囲で雨が予想され、その後は台風2号の動きによって、さらに雨量が増加するおそれがあります。

2日(金)頃は前線の活動が活発に

2日(金)は上空の気圧の谷が接近することで、梅雨前線が北上し、活動が活発になります。西日本では1日(木)の夕方以降、本降りの雨になり、2日(金)は東日本や北日本にも雨雲が広がる見込みです。

台風2号と高気圧の間を吹く南寄りの風が前線に湿った空気を送り込むため、局地的に雨雲が発達する可能性があります。雨量の増加に十分な注意が必要です。

週末以降は台風の動き次第で雨のタイミングが変化

週間天気図

週末から来週にかけては台風2号が北上し、台風周辺の雨雲と、梅雨前線の雨雲が一つにまとまる予想となっています。現時点では台風の速度に関して不確実性が大きく、数日程度、本州に近づくタイミングがずれる可能性がある状況です。

それによって大雨になる時期も変化してきます。特に西日本から東日本の太平洋側では、最新の情報で雨の強まるタイミングを確認するようにしてください。