関東の一部で土砂降りの雨 夕方から夜のピークは激しく降るおそれ

ウェザーニュース

今日6月2日(金)の関東は梅雨前線の影響で朝から雨で、一部では土砂降りになっています。夕方から夜にかけてが雨のピークで、激しく降るおそれがあるため警戒が必要です。

神奈川県や千葉県で雨が強まる

南から流れ込む湿った空気や、西から近づく気圧の谷の影響で、梅雨前線の活動が活発になってきました。まだ、梅雨入りは発表されていない関東でも朝から広い範囲で雨が降り、前線に近い神奈川県や千葉県など南部を中心に雨が強まってきています。

8時30分までの1時間には神奈川県箱根町で25.5mmの強い雨、横浜市で11.5mm、千葉県東庄町で13.5mmのやや強い雨を観測しました。昼前にかけて雨雲の発達しやすい状況が続き、所々で土砂降りの雨となる見込みです。

夕方から夜は道路冠水などに警戒

午後は一旦、雨が小康状態になるタイミングがありますが、夕方以降は再び強まって、夜にかけて雨のピークになる予想です。局地的には1時間に30mmを超えるような激しい雨が降り、道路冠水や河川の急な増水などのおそれがあります。

帰宅時間帯と雨のピークが重なる可能性がありますので、できるだけ雨の強い時間帯を避けて移動を行うようにしてください。

また、神奈川県西部の山沿いでは総雨量が200mm前後に達し、土砂災害の危険性が高まるとみられますので、警戒が必要です。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）