関西エリアで激しい雨 大阪でも土砂災害や道路冠水に警戒

ウェザーニュース

今日2日(金)は活発な梅雨前線の影響で、関西エリアは激しい雨の降っている所があります。昼過ぎにかけて大阪などは土砂災害や道路冠水のおそれがあるため警戒が必要です。

和歌山県では70mm/hの非常に激しい雨

梅雨前線に向かって強く吹き込む、非常に湿った空気の影響で、四国で線状降水帯が形成されました。雨雲の帯は北東に伸びて関西エリアに拡大し、雨が激しくなってきています。

10時30分までの1時間には和歌山県和歌山市・友ヶ島で71.0mmの非常に激しい雨、大阪府堺市で32.5mmの激しい雨、大阪市でも23.0mmの強い雨を観測しました。断続的な強雨によって大阪府南部から奈良県北部にかけては土砂災害の危険度が高まり、土砂災害警戒情報が発表されています。

堺市では土砂災害や河川氾濫のおそれがあるとして、一部の地域に避難指示が発令されました。


これから昼過ぎにかけて大阪などでは1時間に30mm以上の激しい雨の降るおそれがあり、大規模な道路冠水や土砂災害などに警戒が必要です。