明日以降は沖縄付近に梅雨前線が停滞 非常に激しい雨や大雨に注意

ウェザーニュース

今週は梅雨前線が沖縄付近に停滞する見込みです。前線上を低気圧が通過することもあり、たびたび雨の降り方が強まります。週後半にかけて大雨となるおそれもあるため注意が必要です。

湿った空気で局地的に雨雲が発達

今日12日(月)15時現在、沖縄県は先島諸島を中心に雨が降っています。大陸方面からのびてきた前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、局地的に雨雲が発達している状況です。

沖縄県宮古郡多良間村にあるアメダス仲筋では、13時30分までの1時間に45.0mmの激しい雨を観測しました。周辺では雷も頻発しています。

1時間に50mm以上の非常に激しい雨のおそれ

梅雨前線は明日以降、沖縄付近に停滞する見込みです。前線の活動は強弱を繰り返し、前線上にはたびたび低気圧があらわれておよそ1日間隔で活発な雨雲が通過することが予想されます。

このうち、明後日14日(水)頃は南シナ海にあった熱帯低気圧由来の湿った空気による活発な雨雲が、沖縄や鹿児島県の奄美群島付近を通過する見込みです。

多いところでは1時間に50mmを超える非常に激しい雨となり、雷や突風を伴うおそれがあります。道路冠水や河川の増水に注意し、雨が強い間の無理な外出は控えてください。

梅雨末期の大雨となるおそれもあり、雨量がかさんで土砂災害等の発生する危険性が高まります。早めに大雨への対策を行い、こまめに最新の気象情報を確認するようにしてください。