来週は次第に梅雨空が戻る 梅雨前線の動きで雨の範囲が変化

ウェザーニュース

土日は梅雨前線が本州から離れ、梅雨の晴れ間の所が多くなります。来週は次第に前線が北上し、次第に梅雨空が戻る見込みです。

大雨の可能性は現時点では低い

来週にかけて梅雨前線は本州の南に停滞する予想となっています。来週前半までは高気圧が北から張り出すため、梅雨前線は陸地から少し離れ、21日(水)頃からは北上する見込みです。

23日(金)になると再び前線が南に離れるものの、日本海に低気圧が進んでくるため、天気はすっきりしません。前線が南岸に伸びるため暖かく湿った空気は本州付近まで流れ込みにくく、現時点で大雨になる可能性は低いとみれます。

来週後半は梅雨空も予測の不確実性が大きい

週間予報

16日(金)にウェザーニュースが発表した週間予報では、九州が21日(水)から、そのほかの各地は22日(木)頃から雨の予報が多くなっています。沖縄は梅雨前線や湿った空気の影響を受けやすく、少なくともこの先1週間に梅雨が明けることは無い見込みです。

現時点で梅雨前線の予想の不確実性が大きいため、雨のエリアが拡大したり、反対に縮小する方向に予報が変わることが考えられます。来週中頃以降の雨に関しては、できるだけ最新の予報をご確認ください。