東日本は晴れて真夏日予想 35℃の猛暑日の可能性も 熱中症予防を
ウェザーニュース / 2023年6月18日 7時50分
今日6月18日(日)の東日本は夏至目前の強い日差しが照りつけて、気温が高くなる予想です。関東を中心に広範囲で最高気温が30℃以上の真夏日になり、内陸では35℃以上の猛暑日になる可能性もあります。
真夏に比べると湿度は低いものの、炎天下での長時間の行動を避け、こまめな水分補給を心がけるなど熱中症予防を行ってください。
最高気温が真夏並み予想の所も
東日本は梅雨前線の北側の高気圧に覆われて晴れている所が多く、下降気流が卓越するため昇温が強まる見込みです。昨日と同程度か、昨日以上に気温が上がる可能性があります。
東海〜東北の広範囲で7月並みの最高気温が予想されていて群馬県の前橋や栃木県の宇都宮、宮城県の仙台などでは平年の最も暑い時期を上回る真夏並みの予想となっています。
▼予想最高気温(平年差/該当旬)
札幌 21℃(−1/6月上旬並)
仙台 30℃(+7/真夏並)
前橋 35℃(+8/真夏並)
東京 31℃(+5/7月下旬並)
名古屋 31℃(+3/7月中旬並)
大阪 29℃(+1/6月下旬並)
福岡 26℃(−1/6月上旬並)
那覇 30℃(±0/6月中旬並)
*真夏並み:平年の最も暑い時期を上回る
大気は比較的乾いているため真夏ほどの蒸し暑さはなく、暑さ指数(WBGT)も真夏ほどは高くはありません。蒸している時と比べれば、汗の蒸発による放熱も促進されます。
ただ、統計をみると6月頃も突発的な暑さで熱中症の救急搬送者が増えることがあり、油断はできません。“暑熱順化”と呼ばれる身体の暑さへの順応が進んでおらず、汗を書き慣れていない時期であることが理由のひとつと考えられます。
今日もこまめな水分補給を心がけるなど熱中症予防を行ってください。特に屋外での長時間の運動・作業等を行う方はしっかりと念入りに対策を行ってください。
一方、昨日は気温がかなり高くなった西日本は、今日は雲が増えて昨日ほど気温が高くならない所が多くなりそうです。その分ムシッとした暑さになる可能性がありますので、熱中症にご注意ください。
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