活発な雨雲は東日本へ 東海から関東にかけて強雨に

ウェザーニュース

梅雨前線や低気圧に伴う雨雲は東に移動し、東海や関東が雨の中心になってきました。午後は局地的な強雨に注意が必要です。

梅雨前線上を低気圧が進む

今日22日(木)は梅雨前線が本州の南の海上に停滞し、前線上を低気圧が東進しています。前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込んでいることに加え、日本海を進む寒気を伴った低気圧の影響で大気の状態が不安定になり、雨雲が発達しやすい状況です。

昼近くなって活発な雨雲は東海から関東甲信にかけて広がり、10時40分までの1時間には長野県南木曽町で16.0mm、岐阜県揖斐川町では11.5mm、栃木県足利市で10.0mmのやや強い雨を観測しました。

東京都心などは夕方が雨のピークに

22日(木)夜の天気図と降水の予想

午後は低気圧がさらに東に進んで、東京都心を含む関東南部や東海の沿岸部にも活発な雨雲が広がる予想となっています。

特に関東では夕方の帰宅時間帯と雨のピークが重なる可能性がありますので、雨の強まりに注意が必要です。東北南部でも本降りの所が多くなるとみられます。

西日本から東海にかけては寒気を伴った低気圧の影響で、大気の状態が不安定なため、日本海側を中心に雨雲の発達しやすい状況が続く見込みです。局地的にザッと本降りの雨になることがありますので、一旦、雨が止んでも油断ができません。