薄雲かかる空に“アーク”や“幻日”が出現 氷晶が光を曲げる大気光学現象
ウェザーニュース / 2023年6月24日 18時0分
今日6月24日(土)、上空に薄い雲がかかっている本州付近では“アーク”や“幻日”などの大気光学現象が見られました。
薄雲を構成する氷の粒が太陽光を曲げることで、雲の一部が明るく輝いて見える現象です。
虹色に見えることも
この時間帯は、太陽のまわりに円形の環が見える「ハロ(暈)」や、太陽の左右に明るく光る部分が見える「幻日(げんじつ)」、太陽の上方に明るく光る部分が見える「上部タンジェントアーク」、さらに上方に見られる「環天頂アーク」などが出現しています。
いずれも、雲を構成する氷晶によって、太陽光がプリズムのように曲げられることで、一定の見た目の場所が明るく光って見えます。
条件の良いときにはプリズムと同じように色が分かれることで虹色のように見られることもあります。このため、環天頂アークは「逆さ虹」とも呼ばれます。
雨の降っていない日に見られる虹色
よく見られる大気光学現象の例
雨の前後に見られる虹は、水滴によって太陽光がプリズムのように曲げられて見える現象で、太陽と反対方向の空に見られます。
一方、氷晶によって出現するアークや幻日などは太陽方向の空に見られることが多い現象です。上記の他にも、昼間に太陽の下方に横一直線の虹色が見える「環水平アーク」などもよく目撃されます。
薄雲がかかっている日によく見られる現象です。太陽を直接見ないように注意しながら、空を見上げて探してみてください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
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