アメリカ南部テキサス州で連日の40℃超 危険な暑さが続く

ウェザーニュース

アメリカ南部のテキサス州では先週から猛烈な暑さが続いている状況です。この先もしばらくは暑さが収まらないとみられ、現地の気象当局は警戒を呼びかけています。

高気圧が停滞し暑さが継続

メキシコ上空に中心を持つ強い高気圧がアメリカ南部へと勢力を広げていて、上空を吹く強い西寄りの風、ジェット気流が大きく北に蛇行しています。このため、アメリカ南部は上空1500m付近で+24℃以上の非常に暖かな空気に覆われた状態が続いています。

現地時間の25日(日)にアメリカ国内で最も気温が上がったテキサス州のリオグランデでは47℃を観測。連日のように40℃以上の猛烈な暑さに見舞われている状況です。

26日(月)日中の予想気温の分布をみても、テキサス州はほぼ全域が35℃以上の赤い領域となっていて、オデッサでは45℃超、ヒューストンでも38℃まで上がる予想となっています。

この先も気圧配置に大きな変化がなく、今週も暑さが継続する見通しです。アメリカの気象当局は危険な暑さが続くとして、警戒を呼びかけています。