週間天気予報 梅雨前線が南へ北へ 週中頃にも雨強まる可能性

ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・九州は週明けにも大雨のおそれ
・来週中頃にも広範囲で雨が強まる可能性
・晴れると気温上昇 熱中症にも警戒

梅雨前線はその位置を南北に変えながら本州付近に停滞します。数日の周期で雨が強まるおそれがあるため警戒が必要です。

九州は週明けにも大雨のおそれ

7月1日(土)にかけての大雨が落ち着いたあとも油断はできません。3日(月)〜4日(火)にかけては九州〜東日本の南に停滞する梅雨前線上を活発な雨雲が進むため、雨が強まるおそれがあります。

九州では3日(月)に再び大雨となる可能性が考えられるほか、その他の西日本〜東日本の各地も4日(火)にかけ局地的に激しい雨となる可能性があります。

来週中頃にも広範囲で雨が強まる可能性

週間天気図

5日(水)〜6日(木)にかけては再び梅雨前線が日本海に北上し、前線上の低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むことが予想されます。

広範囲で雨が強まり、場合によってはまた大雨となることも考えられます。一週間を通しての雨量が多くなるおそれがあるため、土砂災害等のリスクのさらなる高まりが懸念されます。

晴れると気温上昇 熱中症にも警戒

曇りや雨の日は最高気温が30℃前後で蒸し暑くなる予想ですが、ひとたび日差しが出るとさらに気温が上がる見込みです。特に2日(日)頃は晴れて、最高気温が35℃以上の猛暑日となるところもでてくる可能性があります。

6月中頃までと違って湿度も高くなっているため、身体からの放熱も抑制されることでいっそう熱中症のリスクは高まります。こまめな水分補給など熱中症予防を行ってください。