山口県で1時間に107mmの猛烈な雨 記録的短時間大雨情報

ウェザーニュース

山口県付近で局地的に雨が強まっています。

山口県下関市豊田では23時50分までの1時間に107mmの猛烈な雨が観測され、気象庁は記録的短時間大雨情報を発表しました。

山口県付近では7月1日(土)の早朝にかけて、大雨による低地の浸水や土砂災害等に警戒してください。

気象庁が記録的短時間大雨情報を発表

▼山口県で猛烈な雨
23時40分までの1時間に、
　下関市豊浦付近で約100mm（解析雨量）
　下関市豊田付近で約100mm（解析雨量）
23時50分までの1時間に、
　下関市豊田で107mm（雨量計観測）
　下関市菊川付近で約100mm（解析雨量）
0時00分までの1時間に、
　美祢市美祢付近で約100mm（解析雨量）
　美祢市美東付近で約100mm（解析雨量）
0時30分までの1時間に、
　下関市下関付近で約100mm（解析雨量）

発達した雨雲の帯が東西に伸びており、山口県内の広い範囲に非常に激しい雨を降らせています。これから7月1日(土)の早朝にかけて雨雲のかかりやすい状況が続き、土砂災害や河川の増水、氾濫などの危険性が高まる見通しです。

今夜は災害の発生に厳重に警戒し、安全を確保してお過ごしください。

記録的短時間大雨情報とは

その場所で数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を観測・解析をしたときに、気象庁が発表するものです。その基準は、1時間雨量歴代1位または2位の記録を参考に、概ね府県予報区ごとに決められています。

この情報が発表された地域の周辺では、災害の発生につながるような猛烈な雨が降っていることを意味しています。地元自治体の発表する避難に関する情報に留意し、早めの避難を心がけてください。